1 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
図のように、真空中に、一直線上に等間隔r〔m〕で、−4Q〔C〕、2Q〔C〕、Q〔C〕の点電荷があるとき、Q〔C〕の点電荷に働く静電力F〔N〕を表す式として、正しいものはどれか。
ただし、真空の誘電率をε0〔F/m〕とし、右向きの力を正とする。
|
詳細
|
1.
2.
3.
4.
|
|
2 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
図に示す磁路の平均長さl〔m〕、磁路の断面積A〔m²〕、透磁率μ〔H/m〕の環状鉄心に巻数Nのコイルがあるとき、コイルの自己インダクタンスL〔H〕を表す式として、正しいものはどれか。
ただし、磁束の漏れはないものとする。
|
詳細
|
1.
2.
3.
4.
|
|
3 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
図に示す回路において、検流計の電流の流れが0となるとき、抵抗R〔Ω〕とインダクタンスL〔mH〕の値の組合せとして、正しいものはどれか。
ただし、相互インダクタンスは無視するものとする。
|
詳細
|
1. R:10Ω L:5mH
2. R:40Ω L:10mH
3. R:40Ω L:20mH
4. R:60Ω L:10mH
|
R:40Ω L:20mH
|
4 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
図に示す平衡三相回路の電力を測定する2電力計法において、線間電圧がV〔V〕、線電流がI〔A〕のとき、電力計W1、W2の指示値は、それぞれP1〔W〕、P2〔W〕であった。このとき、負荷の力率を表す式として、正しいものはどれか。
|
詳細
|
1.
2.
3.
4.
|
|
5 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
図に示すブロック線図の合成伝達関数Gを表す式として、正しいものはどれか。
|
詳細
|
1.
2.
3.
4.
|
|
スポンサー
|
6 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
同期発電機において、スリップリングが不要な励磁方式として、適当なものはどれか。
|
詳細
|
1. 直流励磁機方式
2. コミュテータレス励磁方式
3. ブラシレス励磁方式
4. 静止形励磁方式
|
ブラシレス励磁方式
|
7 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
変圧器の励磁突入電流に関する記述として、不適当なものはどれか。
|
詳細
|
1. 励磁突入電流はひずみ波形であり、高調波を多く含み、特に第3調波の含有率が最も高い。
2. 励磁突入電流の継続時間は、変圧器回路のインダクタンスと抵抗により決まり、大容量器ほど長い。
3. 励磁突入電流は、電圧を印加した直後に過渡的に流れる電流で、定格電流より大きい。
4. 励磁突入電流は、変圧器の保護に用いられる比率差動継電器の誤動作の原因となる場合がある。
|
励磁突入電流はひずみ波形であり、高調波を多く含み、特に第3調波の含有率が最も高い。
|
8 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
リアクトルの設置に関する記述として、不適当なものはどれか。
|
詳細
|
1. 特別高圧変圧器の中性点と対地間に接続し、地絡電流を制限する。
2. 回路に直列に接続し、遅れ電流を抑制する。
3. 高圧進相コンデンサに直列に接続し、コンデンサへの高調波の流入を抑制する。
4. 高圧進相コンデンサに直列に接続し、コンデンサ投入時の突入電流を抑制する。
|
回路に直列に接続し、遅れ電流を抑制する。
|
9 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
図に示す汽力発電のランキンサイクルにおいて、タービンの入口から出口に至る蒸気の圧力及び体積の変化を表す過程として、適当なものはどれか。
|
詳細
|
1. A → B
2. B → C
3. C → D
4. D → A
|
C → D
|
10 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
変電所に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
|
詳細
|
1. 系統電圧を調整する負荷時タップ切換装置には、電圧調整方式としては直接式が、限流方式としては抵抗式がある。
2. 二重母線は、環状母線に比べて所要面積が少なくて済むが、系統運用上の自由度が少ない。
3. ガス絶縁変圧器は、不燃性ガスを絶縁に使用しており、地下変電所など屋内設置に適している。
4. 中性点接地方式の直接接地では、変圧器に段絶縁を施すことが可能となり、経済的である。
|
二重母線は、環状母線に比べて所要面積が少なくて済むが、系統運用上の自由度が少ない。
|
スポンサー
|
11 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
送配電系統における短絡容量の軽減対策に関する記述として、不適当なものはどれか。
|
詳細
|
1. 高インピーダンスの変圧器を採用する。
2. 上位電圧の系統を導入し、既設系統を分割する。
3. 限流リアクトルを設置する。
4. 電力用コンデンサを設置する。
|
電力用コンデンサを設置する。
|
12 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
直流送電に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
|
詳細
|
1. 安定度の問題がなく、送電線の許容電流まで送電容量を大きくすることができる。
2. 直流送電で交流系統を連系しても、それぞれの短絡容量が増加しない。
3. 電力潮流の制御が迅速、かつ容易に行える。
4. 高電圧・大電流の遮断が容易に行える。
|
高電圧・大電流の遮断が容易に行える。
|
13 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
LED光源に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
|
詳細
|
1. 蛍光ランプやHIDランプより長寿命である。
2. 光束は、点灯時間の経過にかかわらず一定である。
3. 蛍光ランプに比べて、振動や衝撃に強い。
4. pn接合の個体デバイスであり、順方向に電流を流すと発光する。
|
光束は、点灯時間の経過にかかわらず一定である。
|
14 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
鉛蓄電池に関する記述として、不適当なものはどれか。
|
詳細
|
1. ベント形蓄電池は、酸霧が脱出しないようにしたもので、使用中補水が必要である。
2. 蓄電池の内部抵抗は、残存容量が少なくなるほど減少する。
3. 触媒栓は、充電したときに発生するガスを水に戻す機能を持つ。
4. 定格容量は、規定の条件下で放電終止電圧まで放電したとき、取り出せる電気量である。
|
蓄電池の内部抵抗は、残存容量が少なくなるほど減少する。
|
15 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
三相かご形誘導電動機のY−△始動方式に関する記述として、不適当なものはどれか。
|
詳細
|
1. Y結線から△結線へ切り替えるときに、大きな突入電流が流れることがある。
2. 始動時には、各相の固定子巻線に定格電圧の1/3の電圧が加わる。
3. 始動電流は、△結線で全電圧始動したときの1/3になる。
4. 始動トルクは、△結線で全電圧始動したときの1/3になる。
|
始動時には、各相の固定子巻線に定格電圧の1/3の電圧が加わる。
|
スポンサー
|
16 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
汽力発電所の設備に関する記述として、不適当なものはどれか。
|
詳細
|
1. 過熱器は、高圧タービンで仕事をした蒸気を再びボイラで過熱し、熱効率を向上させる。
2. 節炭器は、煙道ガスの余熱を利用してボイラへの給水を加熱し、熱効率を向上させる。
3. 復水器は、タービンの排気蒸気を冷却凝縮するとともに水として回収する。
4. 給水加熱器は、タービンの途中から抽気した蒸気で、ボイラへの給水を加熱する。
|
過熱器は、高圧タービンで仕事をした蒸気を再びボイラで過熱し、熱効率を向上させる。
|
17 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
風力発電に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
|
詳細
|
1. プロペラ形風車は、風速変動に対する制御が容易である。
2. ダリウス形風車は、垂直軸型のため、風向の変化に対して姿勢を変える必要がない。
3. ナセルは、水平軸風車においてタワーの上部に配置され、動力伝達装置、発電機、制御装置などを格納するもの、及びその内容物の総称である。
4. ヨー制御装置は、風況に応じてブレードの設置角度を制御する装置である。
|
ヨー制御装置は、風況に応じてブレードの設置角度を制御する装置である。
|
18 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
変電所の変圧器のインピーダンスを小さくした場合の記述として、不適当なものはどれか。
|
詳細
|
1. 変圧器の電圧変動率が減少する。
2. 系統の安定度が向上する。
3. 系統の短絡電流が増加する。
4. 変圧器の全損失が増加する。
|
変圧器の全損失が増加する。
|
19 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
送電線の保護方式に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
|
詳細
|
1. 過電流リレー方式は、常時の負荷電流より大きな電流が流れたときに事故を検出する。
2. 距離リレー方式は、リレー設置点の電圧と電流から事故点の方向と事故点までの電気的距離(インピーダンス)を求め、それが整定値以内のときに動作する。
3. 回線選択リレー方式は、平行2回線のうち1回線のみが故障した場合に、両回線の電流又は電力を比較して、故障回線を選択し遮断する。
4. パイロットリレー方式は、自端の情報のみで送電線の内部故障か外部故障かを判別する。
|
パイロットリレー方式は、自端の情報のみで送電線の内部故障か外部故障かを判別する。
|
20 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
揚水発電に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
|
詳細
|
1. 系統の供給余力電気エネルギーを水の位置エネルギーに変換して蓄え、これをピーク時等に電気エネルギーに変換して供給する。
2. 河川の流量に制約されるため、一般水力発電に比べて地点選定が困難である。
3. 軽負荷時に揚水することによって系統の負荷率を改善し、火力発電所の稼働率が向上する。
4. 可変速揚水発電システムは、深夜あるいは系統需要が少ないときに揚水運転をしながら、可変速運転により入力を調整し、周波数調整を行う。
|
河川の流量に制約されるため、一般水力発電に比べて地点選定が困難である。
|
スポンサー
|
21 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
架空送電線におけるスリートジャンプによる事故の防止対策として、不適当なものはどれか。
|
詳細
|
1. 電線の張力を大きくする。
2. 長径間になることを避ける。
3. 単位重量の小さい電線を使用する。
4. 電線相互のオフセットを大きくする。
|
単位重量の小さい電線を使用する。
|
22 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
架空電線路の架空地線に関する記述として、不適当なものはどれか。
|
詳細
|
1. 誘導雷により電力線に発生した雷電圧を低減する効果がある。
2. 直撃雷に対しては、遮へい角が大きいほど遮へい効果が高い。
3. 直撃雷に対しては、1条より2条施設した方が遮へい効果が高い。
4. 送電線の地絡故障による通信線への電磁誘導障害を軽減する効果がある。
|
直撃雷に対しては、遮へい角が大きいほど遮へい効果が高い。
|
23 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
架空送電線路に使用されるアルミ電線の特徴に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
|
詳細
|
1. アルミ線を使用することで、銅線に比べ自重が減り長径間に有利になり、風雪の影響を受けにくくなる。
2. 鋼心耐熱アルミ合金より線(TACSR)は、大容量送電が必要な超高圧以上の高電圧送電線に多く採用されている。
3. アルミ線を使用することで、銅線に比べ導体が太くなるため表面電界が小さくなり、コロナ放電が発生しにくくなる。
4. 鋼心アルミより線(ACSR)は、電線の中心部に引張強度の大きい鋼より線を用い、その周囲に硬アルミ線をより合わせた構造となっている。
|
アルミ線を使用することで、銅線に比べ自重が減り長径間に有利になり、風雪の影響を受けにくくなる。
|
24 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
地中送電線路における電力ケーブルの常時許容電流を増大させる方法に関する記述として、不適当なものはどれか。
|
詳細
|
1. ケーブルのシース回路損を低くする。
2. 誘電正接の小さい絶縁体を使用する。
3. ケーブルを冷却する。
4. 比誘電率の大きい絶縁体を使用する。
|
比誘電率の大きい絶縁体を使用する。
|
25 |
1級電気工事施工管理技士(令和3年度) |
|
高圧の電力系統に分散型電源を連系する場合において、分散型電源を自動的に解列しなければならない事象として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、定められていないものはどれか。
|
詳細
|
1. 連系している電力系統の短絡事故又は地絡事故
2. 分散型電源の単独運転
3. 連系している電力系統におけるフリッカ電圧の発生
4. 分散型電源の異常又は故障
|
連系している電力系統におけるフリッカ電圧の発生
|
スポンサー
|