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管理栄養士(第35回) |
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先天性代謝異常症に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. 糖原病Ⅰ型では、高血糖性の昏睡を生じやすい。
2. フェニルケトン尿症では、チロシンが体内に蓄積する。
3. ホモシスチン尿症では、シスチンが体内に蓄積する。
4. メープルシロップ尿症では、分枝アミノ酸の摂取制限が行われる。
5. ガラクトース血症では、メチオニン除去ミルクが使用される。
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メープルシロップ尿症では、分枝アミノ酸の摂取制限が行われる。
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27 |
管理栄養士(第35回) |
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消化管に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. 食道は、気管の腹側を通る。
2. 胃底部は、胃体部よりも幽門側にある。
3. 十二指腸には、腸間膜が付着する。
4. 回腸は、十二指腸と空腸の間にある。
5. S 状結腸は、下行結腸と直腸の間にある。
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S 状結腸は、下行結腸と直腸の間にある。
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28 |
管理栄養士(第35回) |
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消化器系がんとそのリスク因子の組合せである。 最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. 食道がん---------- アスベスト
2. 胃がん------------ アフラトキシン
3. 肝細胞がん-------- ヒトパピローマウイルス
4. 膵がん------------ 喫煙
5. 結腸がん---------- EB ウイルス
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膵がん------------ 喫煙
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29 |
管理栄養士(第35回) |
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循環器系に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. 心臓血管中枢は、小脳にある。
2. 三尖弁は、左心房と左心室の間にある。
3. 洞房結節は、左心房にある。
4. 静脈の容量は、動脈の容量より大きい。
5. 心電図の QRS 波は、心房の興奮を示す。
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静脈の容量は、動脈の容量より大きい。
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30 |
管理栄養士(第35回) |
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高血圧に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. レニン分泌の増加は、血圧を上昇させる。
2. 副交感神経の興奮は、血圧を上昇させる。
3. 孤立性収縮期高血圧は、若年者に多い。
4. 仮面高血圧は、診察室血圧が高血圧で、家庭血圧が正常であるものをいう。
5. 二次性高血圧は、本態性高血圧よりも患者数が多い。
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レニン分泌の増加は、血圧を上昇させる。
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31 |
管理栄養士(第35回) |
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腎・尿路系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. 糸球体を流れる血液は、静脈血である。
2. ボーマン嚢は、糸球体の中にある。
3. 尿細管は、腎盂から膀胱までの尿路である。
4. 原尿は、膀胱に溜まる尿である。
5. 尿の浸透圧の変動は、血漿の浸透圧の変動より大きい。
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尿の浸透圧の変動は、血漿の浸透圧の変動より大きい。
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32 |
管理栄養士(第35回) |
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ホルモンと分泌部位の組合せである。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. 成長ホルモン ----------- 視床下部
2. オキシトシン ----------- 下垂体後葉
3. プロラクチン ----------- 甲状腺
4. ノルアドレナリン ------ 副腎皮質
5. アルドステロン -------- 副腎髄質
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オキシトシン ----------- 下垂体後葉
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33 |
管理栄養士(第35回) |
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内分泌疾患の主な症候に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. クッシング症候群では、テタニーがみられる。
2. 甲状腺機能亢進症では、低体温がみられる。
3. 褐色細胞腫では、低血糖がみられる。
4. アジソン病では、血中コルチゾールの低下がみられる。
5. 尿崩症では、高張尿がみられる。
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アジソン病では、血中コルチゾールの低下がみられる。
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34 |
管理栄養士(第35回) |
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迷走神経に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. 脊髄神経である。
2. 副交感神経線維を含む。
3. 興奮により、胃酸分泌が抑制される。
4. 興奮により、心拍数が増加する。
5. 興奮により、胆嚢が弛緩する。
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副交感神経線維を含む。
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35 |
管理栄養士(第35回) |
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肺の構造、呼吸機能および酸素の運搬に関する記述である。 最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. 右肺は、 2 葉からなる。
2. 肺静脈には、静脈血が流れている。
3. 肺胞で行われるガス交換を、内呼吸という。
4. 動脈血の酸素飽和度は、約 40% である。
5. ヘモグロビンの酸素解離曲線は、血液 pH が低下すると右方向に移動する。
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ヘモグロビンの酸素解離曲線は、血液 pH が低下すると右方向に移動する。
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36 |
管理栄養士(第35回) |
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運動器に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. 腰椎は、 6 個である。
2. 舌運動は、舌咽神経支配である。
3. 伵筋は、顔面神経支配である。
4. 筋が収縮する際は、筋小胞体からカリウムイオンが放出される。
5. 筋収縮のエネルギーは、ATP の分解による。
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筋収縮のエネルギーは、ATP の分解による。
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37 |
管理栄養士(第35回) |
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妊娠、分娩および乳汁分泌に関する記述である。 最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. 妊娠 0 週 0 日は、受精卵が着床した日である。
2. ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)は、黄体を退縮させる。
3. インスリンは、母体から胎児へ移行する。
4. オキシトシンは、子宮筋を収縮させる。
5. プロラクチンは、射乳を起こす。
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オキシトシンは、子宮筋を収縮させる。
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38 |
管理栄養士(第35回) |
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赤血球に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. 赤血球は、中央が膨らんだ円盤状の構造をもつ。
2. ABO 血液型が O 型の場合、赤血球の表面には A 抗原と B 抗原が発現して いる。
3. 赤血球の寿命は、約 1 か月である。
4. 網赤血球は、寿命を終えた赤血球である。
5. 低酸素環境下で、赤血球数は増加する。
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低酸素環境下で、赤血球数は増加する。
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39 |
管理栄養士(第35回) |
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血液疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. 血友病では、プロトロンビン時間(PT)が短縮する。
2. 再生不良性貧血では、骨髄が過形成を示す。
3. 悪性貧血では、内因子の作用が増強する。
4. 鉄欠乏性貧血では、総鉄結合能(TIBC)が低下する。
5. 播種性血管内凝固症候群(DIC)では、フィブリン分解産物(FDP)が増加する。
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播種性血管内凝固症候群(DIC)では、フィブリン分解産物(FDP)が増加する。
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40 |
管理栄養士(第35回) |
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免疫・生体防御に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. 唾液は、分泌型 IgA を含む。
2. B 細胞は、胸腺で成熟する。
3. 細胞は、免疫グロブリンを産生する。
4. アナフィラキシーショックは、IgG が関与する。
5. ワクチン接種による免疫は、受動免疫である。
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唾液は、分泌型 IgA を含む。
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41 |
管理栄養士(第35回) |
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自己免疫疾患とその特徴的な症候の組合せである。 最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. 強皮症 ------------------------- 食道蠕動の亢進
2. シェーグレン症候群 ----------- 涙液分泌の増加
3. バセドウ病 -------------------- 徐脈
4. 橋本病 ------------------------- 皮膚の湿潤
5. 全身性エリテマトーデス ------- 蝶形紅斑
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全身性エリテマトーデス ------- 蝶形紅斑
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42 |
管理栄養士(第35回) |
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感染症に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. ニューモシスチス肺炎は、ウイルス感染症である。
2. ツツガムシ病は、日和見感染症である。
3. 再興感染症は、同一患者に繰り返し発症する感染症である。
4. 不顕性感染は、原因となる病原体が不明の感染症である。
5. 垂直感染は、母体から児へ伝播する感染様式である。
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垂直感染は、母体から児へ伝播する感染様式である。
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43 |
管理栄養士(第35回) |
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果実類に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. りんごの切断面は、リポキシゲナーゼによって褐変する。
2. バナナは、ジベレリン処理によって追熟が促進する。
3. 西洋なしは、非クライマクテリック型の果実である。
4. 日本なしは、果肉に石細胞を含む。
5. いちじくは、アクチニジンを含む。
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日本なしは、果肉に石細胞を含む。
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44 |
管理栄養士(第35回) |
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藻類に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. わかめは、緑藻類である。
2. あまのりの青色色素は、フィコシアニンである。
3. てんぐさを熱水で抽出すると、ゼラチンが得られる。
4. こんぶの主なうま味成分は、グアニル酸である。
5. 干しこんぶ表面の白い粉の主成分は、フルクトースである。
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あまのりの青色色素は、フィコシアニンである。
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45 |
管理栄養士(第35回) |
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牛乳に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. 炭水化物の大部分は、マルトースである。
2. b─ラクトグロブリンは、乳清に含まれている。
3. カゼインは、pH 6.6 に調整すると凝集沈殿する。
4. 脂質中のトリグリセリドの割合は、約 15% である。
5. 市販の牛乳は、生乳に水を添加して製造する。
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b─ラクトグロブリンは、乳清に含まれている。
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46 |
管理栄養士(第35回) |
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嗜好飲料に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. 紅茶は、不発酵茶である。
2. 煎茶の製造における加熱処理は、主に佂炒りである。
3. 茶のうま味成分は、カフェインによる。
4. コーヒーの褐色は、主にアミノカルボニル反応による。
5. ココアの製造では、カカオ豆に水を加えて磨砕する。
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コーヒーの褐色は、主にアミノカルボニル反応による。
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47 |
管理栄養士(第35回) |
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食品中の水に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. 純水の水分活性は、100 である。
2. 結合水は、食品成分と共有結合を形成している。
3. 塩蔵では、結合水の量を減らすことで保存性を高める。
4. 中間水分食品は、生鮮食品と比較して非酵素的褐変が抑制される。
5. 水分活性が極めて低い場合には、脂質の酸化が促進される。
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水分活性が極めて低い場合には、脂質の酸化が促進される。
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48 |
管理栄養士(第35回) |
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食品の物性に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. 大豆油は、非ニュートン流体である。
2. コンデンスミルクは、擬塑性流動を示す。
3. メレンゲは、チキソトロピーを示す。
4. 水ようかんは、キセロゲルである。
5. マヨネーズは、油中水滴(W/O)型エマルションである。
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コンデンスミルクは、擬塑性流動を示す。
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49 |
管理栄養士(第35回) |
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食品とその呈味成分に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. 柿の渋味成分は、オイゲノールである。
2. たこのうま味成分は、ベタインである。
3. ヨーグルトの酸味成分は、酒石酸である。
4. コーヒーの苦味成分は、ナリンギンである。
5. とうがらしの辛味成分は、チャビシンである。
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たこのうま味成分は、ベタインである。
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50 |
管理栄養士(第35回) |
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食品中のビタミンに関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
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詳細
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1. b─クリプトキサンチンは、プロビタミン A である。
2. ビタミン B2 は、光に対して安定である。
3. アスコルビン酸は、他の食品成分の酸化を促進する。
4. c─トコフェロールは、最もビタミン E 活性が高い。
5. エルゴステロールに紫外線が当たることで、ビタミン K が生成される。
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b─クリプトキサンチンは、プロビタミン A である。
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