管理栄養士(第35回) | 解答一覧


No. 問題集 詳細No. 内容 操作
51 管理栄養士(第35回) 食品と主な香気・におい成分の組合せである。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. もも ---------------- ヌートカトン

2. 淡水魚 -------------- 桂皮酸メチル

3. 発酵バター --------- レンチオニン

4. 干ししいたけ ------- c─ウンデカラクトン

5. にんにく ------------ジアリルジスルフィド

にんにく ------------ジアリルジスルフィド

52 管理栄養士(第35回) 食品安全委員会に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. 農林水産省に設置されている。

2. 食品衛生法により設置されている。

3. 食品に含まれる有害物質のリスク管理を行う。

4. 食品添加物の一日摂取許容量(ADI)を設定する。

5. リスクコミュニケーションには参加しない。

食品添加物の一日摂取許容量(ADI)を設定する。

53 管理栄養士(第35回) 細菌性食中毒に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. サルモネラ菌は、神経性の毒素を産生する。

2. 黄色ぶどう球菌による食中毒の潜伏期間は、 2 ~ 7 日間である。

3. ウェルシュ菌による食中毒の主症状は、血便である。

4. カンピロバクター感染症は、ギラン・バレー症候群の原因となる。

5. 腸管出血性大腸菌は、100℃ 3 分間の煮沸では殺菌できない。

カンピロバクター感染症は、ギラン・バレー症候群の原因となる。

54 管理栄養士(第35回) ノロウイルスとそれによる食中毒に関する記述である。 最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. 数十から数百個のウイルス量で感染する。

2. 食中毒が多く発生する時期は、夏季である。

3. ヒトからヒトへ感染しない。

4. 食中毒の予防には、75℃ 1 分間の加熱が推奨されている。

5. 主に二枚貝の貝柱に濃縮される。

数十から数百個のウイルス量で感染する。

55 管理栄養士(第35回) 寄生虫とその感染源の組合せである。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. アニサキス ------------- コイ

2. クドア ----------------- ヒラメ

3. サルコシスティス ------ マス

4. トキソプラズマ --------- ホタルイカ

5. 有鉤条虫 ---------------- アユ

クドア ----------------- ヒラメ


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56 管理栄養士(第35回) 食品中の有害物質に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. アフラトキシンを生産するカビ類は、主に亜寒帯に生息している。

2. デオキシニバレノールは、主に貝類に蓄積される。

3. 放射性物質であるヨウ素 131 は、主に骨に沈着する。

4. キンメダイは、メチル水銀を蓄積するため、妊婦に対する注意が示されてい る。

5. ベンゾ[a]ピレンは、生野菜に多く含まれている。

キンメダイは、メチル水銀を蓄積するため、妊婦に対する注意が示されてい る。

57 管理栄養士(第35回) 食品添加物に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. 生涯を通じて週に 1 日摂取しても健康に影響が出ない量を、一日摂取許容量 (ADI)という。

2. 無毒性量は、ヒトに対する毒性試験の結果をもとに設定される。

3. 指定添加物は、天然由来の添加物を含まない。

4. サッカリンナトリウムは、甘味づけの目的で添加される。

5. エリソルビン酸は、細菌の増殖抑制の目的で添加される。

サッカリンナトリウムは、甘味づけの目的で添加される。

58 管理栄養士(第35回) 食品表示基準に基づく一般用加工食品の表示に関する記述である。 誤っているのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. 品質の劣化が極めて少ないものは、消費期限または賞味期限の表示を省略することができる。

2. 飽和脂肪酸の量の表示は、推奨されている。

3. 100 g 当たりのナトリウム量が 5 mg 未満の食品には、食塩を含まない旨の強調表示ができる。

4. 栄養機能食品では、原材料の栄養成分量から得られた計算値を、機能成分の栄養成分表示に用いることができる。

5. 卵を原材料に含む場合は、アレルゲンの表示が義務づけられている。

栄養機能食品では、原材料の栄養成分量から得られた計算値を、機能成分の栄養成分表示に用いることができる。

59 管理栄養士(第35回) 特別用途食品および保健機能食品に関する記述である。 最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. 特別用途食品(総合栄養食品)は、健康な成人を対象としている。

2. 特定保健用食品(規格基準型)では、申請者が関与成分の疾病リスク低減効果 を医学的・栄養学的に示さなければならない。

3. 栄養機能食品では、申請者が消費者庁長官に届け出た表現により栄養成分の 機能を表示できる。

4. 機能性表示食品では、申請者は最終製品に関する研究レビュー(システマティックレビュー)で機能性の評価を行うことができる。

5. 機能性表示食品は、特別用途食品の 1 つである。

機能性表示食品では、申請者は最終製品に関する研究レビュー(システマティックレビュー)で機能性の評価を行うことができる。

60 管理栄養士(第35回) 特定保健用食品の関与成分と保健の用途の組合せである。 誤っているのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. サーデンペプチド ------------------ 血圧が高めの方に適した食品

2. キトサン --------------------------- カルシウムの吸収を促進する食品

3. ガラクトオリゴ糖 ------------------ お腹の調子を整える食品

4. 茶カテキン ------------------------- 体脂肪が気になる方に適した食品

5. リン酸化オリゴ糖カルシウム ------- 歯の健康維持に役立つ食品

キトサン --------------------------- カルシウムの吸収を促進する食品


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61 管理栄養士(第35回) 穀類の加工品に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. アルファ化米は、炊飯した米を冷却後、乾燥させたものである。

2. 無洗米は、精白後に残る米表面のぬかを取り除いたものである。

3. 薄力粉のたんぱく質含量は、12~13% である。

4. 発酵パンは、ベーキングパウダーにより生地を膨らませる。

5. コーンスターチは、とうもろこしを挽き割りにしたものである。

無洗米は、精白後に残る米表面のぬかを取り除いたものである。

62 管理栄養士(第35回) 畜肉の加工および加工品に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. ドメスティックソーセージは、ドライソーセージに比べて保存性が高い。

2. ベーコンは、主に鶏肉を塩漬し、くん煙したものである。

3. ボンレスハムは、細切れの畜肉につなぎ材料等を混合し、圧力をかけたものである。

4. コンビーフは、牛肉を塩漬し、煮熟後にほぐし、調味して容器に詰めたものである。

5. ビーフジャーキーは、細切れの牛肉を塩漬し、調味してケーシングに詰めたものである。

コンビーフは、牛肉を塩漬し、煮熟後にほぐし、調味して容器に詰めたものである。

63 管理栄養士(第35回) 食品の保存に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. 冷凍におけるグレーズは、食品の酸化を防ぐ効果がある。

2. 冷蔵における低温障害は、主に畜肉で発生する。

3. 水産物の缶詰では、主に低温殺菌が用いられている。

4. ガス置換による保存・貯蔵では、空気を酸素に置換する。

5. わが国において、放射線の照射は、殺菌のために許可されている。

冷凍におけるグレーズは、食品の酸化を防ぐ効果がある。

64 管理栄養士(第35回) 調理器具・機器に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. 三徳包丁は、代表的な和包丁である。

2. 両刃の包丁は、片刃のものより、かつらむきに適している。

3. 平底の鍋は、丸底のものより電磁調理器に適している。

4. 蒸し器内の水蒸気の温度は、120℃ 以上である。

5. 家庭用冷凍庫の庫内は、-5℃ 前後になるように設定されている。

平底の鍋は、丸底のものより電磁調理器に適している。

65 管理栄養士(第35回) 嗜好性を高めるための調理に関する記述である。 最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. 煮魚では、魚臭を抑えるために、魚を低温の煮汁とともに加熱して沸騰させる。

2. でんぷん糊液では、とろみを増すために、でんぷんをあらかじめデキストリン化する。

3. フルクトースを多く含む果物では、甘味を増すために冷やす。

4. みそ汁では、うま味を増すために、みそを入れてから長時間加熱する。

5. きんとんでは、色よく仕上げるために、さつまいもの皮を薄くむく。

フルクトースを多く含む果物では、甘味を増すために冷やす。


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66 管理栄養士(第35回) 酢による食品の色の変化に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. ほうれんそうは、緑色から黄褐色になる。

2. 赤たまねぎは、赤紫色から青色になる。

3. れんこんは、白色から黄色になる。

4. にんじんは、橙赤色から黄色になる。

5. 牛肉は、暗赤色から鮮赤色になる。

ほうれんそうは、緑色から黄褐色になる。

67 管理栄養士(第35回) 代表的な料理の献立の構成に関する記述である。 最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. 会席料理では、最初に飯と汁が供される。

2. 精進料理では、煮干しだしの汁が供される。

3. 西洋料理の正餐では、最初に魚料理(ポワソン)が供される。

4. ビュッフェでは、主食、主菜、副菜が順番に供される。

5. 中国料理では、菜と点心が供される。

中国料理では、菜と点心が供される。

68 管理栄養士(第35回) 遺伝形質に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. 遺伝子多型は、遺伝子変異の発生頻度が集団の1%未満である。

2. 遺伝子多型は、食習慣の影響を受けて生じる。

3. 遺伝子多型の出現頻度は、人種による差異がない。

4. b3 アドレナリン受容体遺伝子の変異は、肥満のリスクを高める。

5. 倹約(節約)遺伝子は、積極的にエネルギーを消費するように変異した遺伝子である。

b3 アドレナリン受容体遺伝子の変異は、肥満のリスクを高める。

69 管理栄養士(第35回) 食欲の調節に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. 摂食中枢は、大脳皮質に存在する。

2. 血中遊離脂肪酸の増加は、満腹中枢を刺激する。

3. 血糖値の上昇は、摂食中枢を刺激する。

4. レプチンの分泌量は、体脂肪量の影響を受ける。

5. グレリンは、食欲を抑制する。

レプチンの分泌量は、体脂肪量の影響を受ける。

70 管理栄養士(第35回) 管腔内消化の調節に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. 胃相とは、食物が胃に入る前に起こる胃液分泌の変化をいう。

2. 消化管運動は、交感神経系により促進される。

3. ガストリンは、ペプシノーゲンの分泌を抑制する。

4. コレシストキニンは、膵リパーゼの分泌を促進する。

5. セクレチンは、胃酸の分泌を促進する。

コレシストキニンは、膵リパーゼの分泌を促進する。


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71 管理栄養士(第35回) 糖質の代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. 解糖系は、酸素の供給を必要とする。

2. 赤血球における ATP の産生は、クエン酸回路で行われる。

3. グルクロン酸経路(ウロン酸経路)は、ATP を産生する。

4. ペントースリン酸回路は、脂質合成が盛んな組織で活発に働く。

5. 糖質の摂取は、血中遊離脂肪酸値を上昇させる。

ペントースリン酸回路は、脂質合成が盛んな組織で活発に働く。

72 管理栄養士(第35回) 血糖の調節に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. 食後には、グルカゴンは、筋肉へのグルコースの取り込みを促進する。

2. 食後には、インスリンは、肝臓のグリコーゲン分解を促進する。

3. 食後には、単位重量当たりのグリコーゲン貯蔵量は、肝臓よりも筋肉で多い。

4. 空腹時には、トリグリセリドの分解で生じたグリセロールは、糖新生に利用される。

5. 急激な無酸素運動時のグルコース生成は、主にグルコース・アラニン回路による。

空腹時には、トリグリセリドの分解で生じたグリセロールは、糖新生に利用される。

73 管理栄養士(第35回) 摂取するたんぱく質の量と質に関する記述である。 最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. 飢餓時には、窒素出納が正になる。

2. 過剰なたんぱく質の摂取は、アミノ酸の異化を亢進する。

3. たんぱく質効率(PER)は、生物価に消化吸収率を加味する。

4. アミノ酸価は、摂取エネルギー量に影響される。

5. 可欠アミノ酸は、体たんぱく質合成に利用されない。

過剰なたんぱく質の摂取は、アミノ酸の異化を亢進する。

74 管理栄養士(第35回) 脂質の代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. ホルモン感受性リパーゼの活性は、インスリンにより亢進する。

2. 脂肪細胞内のトリグリセリドは、主にリポたんぱく質リパーゼにより分解さ れる。

3. 食後は、肝臓でケトン体の産生が促進する。

4. カイロミクロンは、小腸上皮細胞で合成される。

5. VLDL のトリグリセリド含有率は、カイロミクロンより高い。

カイロミクロンは、小腸上皮細胞で合成される。

75 管理栄養士(第35回) コレステロールに関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。 詳細

1. エストロゲンは、血中 LDL コレステロール値を上昇させる。

2. コレステロールの合成は、フィードバック阻害を受けない。

3. HDL は、レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)の作 用によりコレステロールを取り込む。

4. コレステロールは、ペプチドホルモンの前駆体である。

5. 胆汁酸は、胆嚢で産生される。

HDL は、レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)の作 用によりコレステロールを取り込む。


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