151 |
管理栄養士(第31回) |
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健康日本21(第二次)の栄養・食生活に関連した目標項目である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 低栄養傾向の高齢者の割合の増加の抑制
2. 食事を1人で食べる子どもの割合の減少
3. 適切な量と質の食事をとる者の増加
4. 食品中の食塩や脂肪の低減に取り組む食品企業や飲食店の登録数の増加
5. 市町村の保健センターに勤務する管理栄養士数の増加
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市町村の保健センターに勤務する管理栄養士数の増加
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152 |
管理栄養士(第31回) |
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食育基本法施行から約10年を経過した現在における食をめぐる状況である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 食育に関心を持っている国民の割合は、90%以上である。
2. 朝食や夕食を家族と一緒に食べる共食の回数は、減少している。
3. 全国の公立学校の栄養教諭の配置数は、1,000人程度にとどまっている。
4. 保育所保育指針の中には、食育が盛り込まれている。
5. 食育推進計画を作成している市町村の割合は、約40%である。
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保育所保育指針の中には、食育が盛り込まれている。
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153 |
管理栄養士(第31回) |
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食事調査に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 季節変動を小さくするため、年数回の調査を繰り返す。
2. 個人内変動を小さくするため、調査日数を多くする。
3. 調査員間に発生する変動を小さくするため、調査員の訓練を行う。
4. 申告誤差を小さくするため、無作為抽出法によって対象者を選定する。
5. 環境汚染物質の摂取量を把握するため、陰膳法を用いる。
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申告誤差を小さくするため、無作為抽出法によって対象者を選定する。
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154 |
管理栄養士(第31回) |
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地域住民(成人)の栄養アセスメントに、食事摂取基準を活用する方法である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. エネルギー摂取量の過不足の評価には、目標とするBMIの範囲を外れる者の割合を求める。
2. 栄養素摂取量の不足の評価には、推奨量に対する平均摂取量の比率を求める。
3. 栄養素摂取量の不足の評価には、推奨量を下回る者の割合を求める。
4. 栄養素摂取量の過剰の評価には、推奨量を上回る者の割合を求める。
5. 生活習慣病の予防を目的とした評価には、目安量を下回る者の割合を求め。
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エネルギー摂取量の過不足の評価には、目標とするBMIの範囲を外れる者の割合を求める。
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155 |
管理栄養士(第31回) |
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公衆栄養アセスメントに用いる情報と既存資料の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 健診・人間ドックの受診状況ー患者調査
2. 食中毒の患者数ー感染症発生動向調査
3. 母乳栄養の割合ー乳幼児栄養調査
4. 世帯の食料にかかる消費支出ー食料需給表
5. 幼児・児童・生徒の発育状況ー学校給食実施状況等調査
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母乳栄養の割合ー乳幼児栄養調査
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156 |
管理栄養士(第31回) |
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公衆栄養プログラムの計画に当たり、課題の優先順位づけのため、重要度と改善可能性の2つの要素からマトリックスを作成した(図)。課題の優先順位の判断に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
正解(4)かつ(5)
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詳細
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1. AとBの優先度は、同じである。
2. AとCの優先度は、同じである。
3. BとDの優先度は、同じである。
4. Bは、新たな手法を用いて取り組むべき課題である。
5. Dは、プログラムの計画から除外する。
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Bは、新たな手法を用いて取り組むべき課題である。
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157 |
管理栄養士(第31回) |
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図はA保健所管内の地図である。B市の南部には鉄道の駅があり、また、市全域の路線バス網も発達している。駅周辺地域は商業地であり、保健所管内全体の中心的な地区となっている。一方、C村は少子高齢化が進む過疎地域である。A保健所が中心となり、C村住民の食環境整備プログラムを検討することになった。保健所が最初に取り組むべきことである。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. B市の食品流通事業者にC村への出張販売を依頼する。
2. C村への大型ショッピングセンターの誘致を検討する。
3. C村住民の食物入手行動を調査する。
4. B市とC村の合併を提案する。
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C村住民の食物入手行動を調査する。
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158 |
管理栄養士(第31回) |
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生活習慣病の予防を目的とした、公衆栄養プログラムの評価項目と評価の種類の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. プログラムの進捗状況ー結果評価
2. プログラムの参加者人数ー影響評価
3. プログラムに対する満足度ー経過評価
4. 食行動の改善ー結果評価
5. 健康状態の改善ー影響評価
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プログラムに対する満足度ー経過評価
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159 |
管理栄養士(第31回) |
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地域における食環境づくりプログラムである。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 食品の栄養成分表示の普及促進
2. 地域住民を対象とした減塩教室の開催
3. スーパーマーケットと連携したヘルシーメニューコンテストの開催
4. 飲食店を対象とした減塩メニューの開発支援
5. スーパーマーケットや飲食店のネットワークづくり
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地域住民を対象とした減塩教室の開催
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160 |
管理栄養士(第31回) |
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A市保健センターでは、高齢者の自立と社会参加を目的に、男性料理教室を計画している。プログラムの運営方法として最も適切なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. メニューづくりは、全期間を通して管理栄養士が行う。
2. 使用する食材は、手に入りにくい、珍しい食材を使う。
3. 食事づくりに必要な知識に関する講義時間を多くする。
4. 他者との交流促進のための会食会を計画に入れる。
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他者との交流促進のための会食会を計画に入れる。
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161 |
管理栄養士(第31回) |
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全国の特定給食施設について、施設数が多い順に上から、施設数と管理栄養士数を示した表である。a、b、cの施設の組合せとして正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 学校ー病院ー事業所
2. 学校ー事業所ー病院
3. 病院ー学校ー事業所
4. 病院ー事業所ー学校
5. 事業所ー病院ー学校
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学校ー事業所ー病院
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162 |
管理栄養士(第31回) |
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病院の栄養・食事管理に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 管理栄養士は、入院患者の栄養管理計画書を作成することができる。
2. 管理栄養士は、特別食を指示することができる。
3. 管理栄養士は、入院時食事療養(Ⅰ)における検食を行うことができる。
4. 可能な患者には、食堂の利用を促す。
5. 患者の多様なニーズに対応するため、特別メニューを提供することができる。
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管理栄養士は、特別食を指示することができる。
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163 |
管理栄養士(第31回) |
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経口移行加算を算定できる児童福祉施設である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 乳児院
2. 保育所
3. 児童養護施設
4. 児童自立支援施設
5. 重症心身障害児施設
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重症心身障害児施設
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164 |
管理栄養士(第31回) |
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病院給食において、業務委託できる内容である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 献立表作成基準の作成
2. 食材の調達
3. 調理・盛り付け
4. 食事の配膳
5. 食器の洗浄
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献立表作成基準の作成
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165 |
管理栄養士(第31回) |
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シフトワーカーが多い企業において、社員食堂の改革を計画している。新しいヘルシーメニューをプロダクト(Product)とした場合の改善内容とマーケティングミックスの要素の組合せである。正しいのはどれか。2つ選べ。
正解(2)かつ(5)
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詳細
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1. 営業時間を勤務シフトに合わせ、利用しやすくする。ープレイス(Place)
2. 勤務部署でも食べられるように、テイクアウトコーナーでも販売する。ープレイス(Place)
3. 新メニューの写真と価格を、社内に掲示する。ープライス(Price)
4. ヘルシーメニュー利用者の感想を、社内メディアで発信する。ープライス(Price)
5. ヘルシーメニューに、果物を無料でつける。ープロモーション(Promotion)
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勤務部署でも食べられるように、テイクアウトコーナーでも販売する。ープレイス(Place)
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166 |
管理栄養士(第31回) |
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直営の病院給食施設において、給食管理部門を効果的に運営するための組織・人事管理である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 部門長と調理主任が、連携して業務指示書を発行する。
2. すべての従事者が、責任と対応した権限を持つことを明確にする。
3. 調理主任は、食中毒発生時の院外への対応を担当する。
4. 調理主任は、適切な人数の調理従事者を管理する。
5. 専門的知識を有する者が、専門化された業務を担当する。
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調理主任は、食中毒発生時の院外への対応を担当する。
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167 |
管理栄養士(第31回) |
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A小学校の1年間の給食運営について評価を行ったところ、微量栄養素について、給与栄養量と給与栄養目標量の差が大きいことがわかった。原因を検討した結果、食品構成を見直す必要があると判断された。この時、同時に見直すべきものとして、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 給与栄養目標量
2. 食品群別荷重平均成分表
3. 食材料費
4. 献立
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食品群別荷重平均成分表
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168 |
管理栄養士(第31回) |
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社員に高血圧者の割合が高いA社では、全社をあげて減塩対策に取り組むことになった。全社員の食塩摂取量低減に向けた、カフェテリア方式の社員食堂での取組である。効果が期待されるものとして、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 入口の食事サンプルに、食塩相当量のポップ(POP)を掲示
2. 卓上メモで、食塩摂取量と高血圧の関連を情報提供
3. 新しい減塩セットメニューの開発・販売
4. すべての汁物の塩分濃度の漸次低減
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すべての汁物の塩分濃度の漸次低減
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169 |
管理栄養士(第31回) |
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給食における品質管理に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 品質基準は、施設の対象者に応じて設定する。
2. 品質の維持には、献立の標準化が必要である。
3. 検食担当者は、適合(製造)品質を評価する。
4. 適合(製造)品質を保つことで、異物混入の発生件数は下がる。
5. 品質マネジメントシステムの構築は、ISO14000シリーズにより評価される。
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品質マネジメントシステムの構築は、ISO14000シリーズにより評価される。
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170 |
管理栄養士(第31回) |
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給食における製造原価に含まれる費用である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 野菜の殺菌費
2. 調理従事者の教育・訓練費
3. 調理従事者の検便検査費
4. 冷蔵庫の減価償却費
5. 販売促進用の消耗品費
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販売促進用の消耗品費
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171 |
管理栄養士(第31回) |
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野菜の冷凍食品に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 即日調理する必要がある。
2. 食数変動に対応しにくい。
3. 下処理に労力がかかる。
4. 生ごみの量が少ない。
5. 年間を通して価格変動が大きい。
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生ごみの量が少ない。
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172 |
管理栄養士(第31回) |
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クックサーブシステムの作業工程表の作成において、具体的な作業工程を組立てる上で起点とする事項である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 提供する料理の種類
2. 使用機器の種類
3. 調理作業の担当者
4. 食事提供の開始時刻
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食事提供の開始時刻
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173 |
管理栄養士(第31回) |
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回転釜を用いたかぼちゃの煮物に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. かぼちゃに対する煮汁の割合は、少量調理より多くする。
2. 煮汁が沸騰した後も、強火を継続する。
3. 撹拌の回数を多くする。
4. 余熱を考慮して消火する。
5. 調味は消火後に行う。
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余熱を考慮して消火する。
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174 |
管理栄養士(第31回) |
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給食の生産・提供システムとその特徴の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. クックフリーズシステムーどのような食材料でも対応可能である。
2. 真空調理システムー食材料の風味を逃さず調理できる。
3. クックチルシステムー保存可能期間は最長14日である。
4. セントラルキッチンシステムー複数の調理場で料理別に調理できる。
5. クックサーブシステムー調理終了後から提供までの時間が長い。
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真空調理システムー食材料の風味を逃さず調理できる。
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175 |
管理栄養士(第31回) |
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給食施設における手洗いに関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 手洗い設備は、各作業区域の入り口手前に設置する。
2. 手洗い後は、各作業区域の共用タオルで拭く。
3. 調理従事者は、指先から腕までを洗う。
4. 使い捨て手袋を使用する場合にも、手洗いを行う。
5. 配膳前には、2回連続して手洗いを行う。
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手洗い後は、各作業区域の共用タオルで拭く。
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