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管理栄養士(第37回) |
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ホルモンの分泌と働きに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. ソマトスタチンは、インスリン分泌を促進する。
2. グルカゴンは、糖新生を抑制する。
3. アディポネクチンは、インスリン抵抗性を増大させる。
4. レプチンは、食欲を抑制する。
5. 血中グレリン値は、空腹時に低下する。
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レプチンは、食欲を抑制する。
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27 |
管理栄養士(第37回) |
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消化器系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 味蕾は、全ての舌乳頭に存在する。
2. 膵液は、回腸に分泌される。
3. S状結腸は、回腸と上行結腸の間にある。
4. 迷走神経の興奮は、胃酸の分泌を促進する。
5. GLP−1は、胃内容物の排出を促進する。
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迷走神経の興奮は、胃酸の分泌を促進する。
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28 |
管理栄養士(第37回) |
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肝疾患の検査に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. アルコール性肝炎では、血清γ−GT値は低下する。
2. ウイルス性慢性肝炎は、B型肝炎ウイルスによるものが最も多い。
3. 肝硬変では、血清コリンエステラーゼ値は上昇する。
4. 非代償期の肝硬変では、血液中のBCAA値が上昇する。
5. NASHの確定診断には、肝生検が必要である。
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NASHの確定診断には、肝生検が必要である。
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29 |
管理栄養士(第37回) |
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循環器系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 左心室の壁厚は、右心室の壁厚よりも薄い。
2. 洞房結節は、左心房にある。
3. 胸管は、右鎖骨下動脈に流入する。
4. 門脈を流れる血液は、動脈血である。
5. 血圧上昇により大動脈弓の圧受容体が刺激されると、心拍数は低下する。
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血圧上昇により大動脈弓の圧受容体が刺激されると、心拍数は低下する。
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30 |
管理栄養士(第37回) |
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循環器疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 狭心症では、心筋壊死が生じる。
2. 腎血管性高血圧は、本態性高血圧である。
3. 心室細動は、致死性不整脈である。
4. 右心不全では、肺水腫が生じる。
5. 心不全では、血中BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)値が低下する。
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心室細動は、致死性不整脈である。
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31 |
管理栄養士(第37回) |
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腎・尿路系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 赤血球は、糸球体基底膜を通過する。
2. 1日当たりの糸球体濾過量は、約1.5Lである。
3. eGFRの算出には、24時間蓄尿が必要である。
4. 尿のpHの変動は、血液のpHの変動より大きい。
5. レニンの分泌は、循環血漿量が減少すると抑制される。
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尿のpHの変動は、血液のpHの変動より大きい。
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32 |
管理栄養士(第37回) |
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腎疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 高血圧は、ネフローゼ症候群の診断基準に含まれる。
2. ネフローゼ症候群では、血清LDLコレステロール値は低下する。
3. 糖尿病性腎症病期分類での早期腎症期は、顕性アルブミン尿陽性である。
4. 慢性腎不全では、低リン血症がみられる。
5. 腹膜透析液のグルコース濃度は、血中のグルコース濃度より高い。
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腹膜透析液のグルコース濃度は、血中のグルコース濃度より高い。
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33 |
管理栄養士(第37回) |
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内分泌疾患とホルモンに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 尿崩症では、バソプレシンの分泌が増加する。
2. 原発性副甲状腺機能亢進症では、血清リン値が低下する。
3. 原発性アルドステロン症では、血漿レニン活性が上昇する。
4. アジソン病では、コルチゾールの分泌が増加する。
5. 褐色細胞腫では、カテコールアミンの分泌が減少する。
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原発性副甲状腺機能亢進症では、血清リン値が低下する。
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34 |
管理栄養士(第37回) |
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神経系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. くも膜は、脳の表面に密着している。
2. 体温調節中枢は、視床にある。
3. 呼吸中枢は、中脳にある。
4. 排便反射の中枢は、仙髄にある。
5. 錐体路は、体性感覚の伝達を行う。
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排便反射の中枢は、仙髄にある。
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35 |
管理栄養士(第37回) |
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呼吸器系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 右肺は、2葉からなる。
2. 気管支平滑筋は、副交感神経の興奮で弛緩する。
3. 横隔膜は、呼気時に収縮する。
4. 肺活量は、1回換気量と予備吸気量と予備呼気量の和である。
5. 外呼吸は、末梢組織における酸素と二酸化炭素のガス交換である。
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肺活量は、1回換気量と予備吸気量と予備呼気量の和である。
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36 |
管理栄養士(第37回) |
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運動器系に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 日光曝露の不足は、くる病の原因である。
2. 高リン血症は、骨軟化症の原因である。
3. 糖尿病は、骨折のリスク因子である。
4. 脊椎椎体は、骨粗鬆症における骨折の好発部位である。
5. DXA(DEXA)法は、骨密度の評価に用いられる。
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高リン血症は、骨軟化症の原因である。
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37 |
管理栄養士(第37回) |
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前立腺に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 前立腺は、腹膜腔内に位置する。
2. 前立腺から、テストステロンが分泌される。
3. 前立腺肥大により、排尿障害が生じる。
4. 前立腺がんでは、血清PSA値が低下する。
5. 前立腺がんの進行は、アンドロゲンによって抑制される。
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前立腺肥大により、排尿障害が生じる。
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38 |
管理栄養士(第37回) |
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血液系に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 末梢血中の赤血球は、核を持つ。
2. 好中球は、抗体を産生する。
3. 単球が血管外へ遊走すると、形質細胞となる。
4. フィブリンは、トロンビンによりフィブリノーゲンに変換される。
5. PAI─1は、脂肪細胞で産生される。
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PAI─1は、脂肪細胞で産生される。
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39 |
管理栄養士(第37回) |
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25歳、女性。易疲労感があり来院した。血液検査結果でWBC 1,060/μL、RBC 186万/μL、Hb 5.8g/dL、血小板 8万/μL、網赤血球 1‰(基準値2~27‰)、MCV 91.3fL(基準値80~98fL)、MCH 31.1pg(基準値28~32pg)、MCHC 34.1%(基準値30~36%)、Cr 0.6mg/dL、総ビリルビン 0.3mg/dLであった。考えられる疾患として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 鉄欠乏性貧血
2. ビタミンB12欠乏性貧血
3. 再生不良性貧血
4. 溶血性貧血
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再生不良性貧血
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40 |
管理栄養士(第37回) |
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免疫及びアレルギーに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 抗体は、マクロファージにより産生される。
2. 分泌型IgAは、消化管の免疫を担う。
3. 自己免疫性溶血性貧血は、Ⅰ型アレルギーの機序で起こる。
4. ツベルクリン反応は、Ⅲ型アレルギーの機序で起こる。
5. アナフィラキシーショックは、Ⅳ型アレルギーにより発症する。
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分泌型IgAは、消化管の免疫を担う。
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41 |
管理栄養士(第37回) |
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食物アレルギーに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. Ⅱ型アレルギーによって発症する。
2. 乳糖不耐症は、食物アレルギーである。
3. 口腔アレルギー症候群は、食物アレルギーの特殊型である。
4. 食物経口負荷試験は、自宅で行う。
5. アナフィラキシーショックでは、抗ヒスタミン薬の投与が第一選択である。
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口腔アレルギー症候群は、食物アレルギーの特殊型である。
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42 |
管理栄養士(第37回) |
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感染症に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 宿主は、感染症の原因となる微生物である。
2. 潜伏期は、症状が改善した後でも病原体が残存している期間である。
3. 不顕性感染とは、感染しても症状が現れない感染をいう。
4. 結核は、新興感染症である。
5. 再興感染症とは、同一患者に繰り返し発症する感染症をいう。
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不顕性感染とは、感染しても症状が現れない感染をいう。
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43 |
管理栄養士(第37回) |
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人間と食品に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 人間は、食物連鎖の二次消費者に位置している。
2. 個人の食嗜好は、幼児期から高齢期に至るまで変化しない。
3. わが国の生産額ベースの総合食料自給率は、2000年以降約60~70%で推移している。
4. フードマイレージは、地産地消が進むと大きくなる。
5. 食品ロスは、生産された食料のうち不可食部の廃棄を示している。
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わが国の生産額ベースの総合食料自給率は、2000年以降約60~70%で推移している。
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44 |
管理栄養士(第37回) |
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野菜類の成分に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. ほうれんそうのシュウ酸は、腸管でのカルシウムの吸収を促進する。
2. にんじんのb─カロテンは、光照射によって色調が変化する。
3. なすのナスニンは、金属イオンに対するキレート作用で退色する。
4. だいこんのイソチオシアネート類は、リポキシゲナーゼの作用で生成する。
5. きゅうりのノナジエナールは、ミロシナーゼの作用で生成する。
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にんじんのb─カロテンは、光照射によって色調が変化する。
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45 |
管理栄養士(第37回) |
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魚介類に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. はまちの若年魚は、ぶりである。
2. 春獲りのかつおは、戻りがつおと呼ばれる。
3. 辛子めんたいこは、まだらの卵巣の塩蔵品である。
4. キャビアは、にしんの卵巣の塩蔵品である。
5. からすみは、ぼらの卵巣の塩蔵品である。
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からすみは、ぼらの卵巣の塩蔵品である。
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46 |
管理栄養士(第37回) |
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牛乳の成分に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 乳糖は、全糖質の約5%を占める。
2. 脂肪酸組成では、不飽和脂肪酸より飽和脂肪酸が多い。
3. カゼインホスホペプチドは、カルシウムの吸収を阻害する。
4. 乳清たんぱく質は、全たんぱく質の約80%を占める。
5. β─ラクトグロブリンは、人乳にも含まれる。
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脂肪酸組成では、不飽和脂肪酸より飽和脂肪酸が多い。
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47 |
管理栄養士(第37回) |
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鶏卵に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. オボトランスフェリンは、起泡性に優れる。
2. アビジンは、ナイアシンと強く結合する。
3. ホスビチンは、たんぱく質分解酵素である。
4. 脂溶性ビタミンは、卵黄より卵白に多く含まれる。
5. 卵白は古くなると、pHが低下する。
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オボトランスフェリンは、起泡性に優れる。
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48 |
管理栄養士(第37回) |
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主にまぐろや青魚から摂取されるn−3系脂肪酸である。この脂肪酸の構造式として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1.
2.
3.
4.
5.
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49 |
管理栄養士(第37回) |
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可食部100g当たりの標準的な栄養成分含有量に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. 薄力粉のたんぱく質含有量は、強力粉より多い。
2. 乾燥小豆の脂質含有量は、乾燥大豆より多い。
3. ラードの飽和脂肪酸含有量は、なたね油より多い。
4. 生しいたけのビタミンD含有量は、乾しいたけより多い。
5. 柿のビタミンB12含有量は、牡蠣より多い。
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ラードの飽和脂肪酸含有量は、なたね油より多い。
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50 |
管理栄養士(第37回) |
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食品成分とその分析方法の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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詳細
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1. たんぱく質 ―― ケルダール法
2. 脂質 ――――― プロスキー法
3. 脂肪酸 ―――― カールフィッシャー法
4. 炭水化物 ――― 原子吸光光度法
5. ナトリウム ―― ガスクロマトグラフ法
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たんぱく質 ―― ケルダール法
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