26 |
調理師(令和2年度 12月) |
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細菌性食中毒菌とその分類の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
《菌名》 《分類》
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詳細
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1. サルモネラ属菌 ――― 毒素型
2. カンピロバクター ―― 毒素型
3. ウエルシュ菌 ―――― 感染型
4. 黄色ブドウ球菌 ――― 毒素型
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黄色ブドウ球菌 ――― 毒素型
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27 |
調理師(令和2年度 12月) |
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カンピロバクターとそれによる食中毒に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. 潜伏期間は、サルモネラ属菌よりも短い。
2. 大気中で増殖する。
3. 芽胞を形成する。
4. 人畜共通感染症の原因菌である。
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人畜共通感染症の原因菌である。
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28 |
調理師(令和2年度 12月) |
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食品から感染する寄生虫症に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. 肝吸虫は、不完全調理の豚肉摂取により感染する。
2. サルコシスティスは、馬肉の生食により感染する。
3. クドアは、サケの生食により感染する。
4. 横川吸虫は、ホタルイカの生食により感染する。
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サルコシスティスは、馬肉の生食により感染する。
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29 |
調理師(令和2年度 12月) |
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給水の衛生管理に関する記述について、誤っているものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. 水道水は、水の色、濁り、におい、異物を始業時に毎日検査し、記録する。
2. 井戸水は、公的検査機関等に依頼して、年2回以上水質検査を行い、その結果を 年間保管する。
3. 受水槽を使用している場合は、遊離残留塩素が 0.mg/ℓ 以上あることを確認し、記録する。
4. 受水槽は、専門の業者に委託して、年1回以上清掃し、その証明書を 年間保管する。
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水道水は、水の色、濁り、におい、異物を始業時に毎日検査し、記録する。
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30 |
調理師(令和2年度 12月) |
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「大量調理施設衛生管理マニュアル」に基づいた施設・設備として、正しいものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. 手洗い設備は、調理場の 1 ヵ所にまとめる。
2. 調理場の窓は、換気のために開けておく。
3. 器具や容器などは、調理場の ヵ所にまとめる。
4. 汚染作業区域、非汚染作業区域を明確に区別する。
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汚染作業区域、非汚染作業区域を明確に区別する。
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31 |
調理師(令和2年度 12月) |
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「大量調理施設衛生管理マニュアル」に基づいた調理従事者の行動として、正しいものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. 帽子、外衣は、1 週間に 1 回交換した。
2. 発熱の症状があったが、調理作業に従事した。
3. 調理作業時の履物のまま、便所へ入った。
4. 下処理場から、調理場への移動は避けた。
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下処理場から、調理場への移動は避けた。
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32 |
調理師(令和2年度 12月) |
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耐熱温度が最も高い容器包装に用いられるプラスチックとして、正しいものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. ポリエチレン
2. 塩化ビニル
3. ポリスチレン
4. ポリエチレンテレフタレート
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ポリエチレンテレフタレート
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33 |
調理師(令和2年度 12月) |
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ウエルシュ菌食中毒に関する記述について、誤っているものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. 原因菌は、芽胞を作る菌である。
2. 潜伏期は、時間から 時間である。
3. 主な症状は、下痢と腹痛である。
4. 原因食品は、加熱調理した後そのまま室温に放置された食品が多い。
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潜伏期は、時間から 時間である。
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34 |
調理師(令和2年度 12月) |
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消毒に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. オゾン水は、強力な酸化力を持ち、殺菌作用や漂白作用を示す。
2. 逆性せっけん(陽イオン界面活性剤)は、陽イオンの働きで洗浄力と殺菌力がともに強い。
3. 次亜塩素酸ナトリウムは、たんぱく質などの汚れが付着していても殺菌力は低下しない。
4. アルコールは、濃度が 100%に近いものほど強い殺菌力を持つといわれる。
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オゾン水は、強力な酸化力を持ち、殺菌作用や漂白作用を示す。
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35 |
調理師(令和2年度 12月) |
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食品や器具の殺菌消毒に関する記載について、正しいものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. 煮沸消毒は、沸騰したお湯に食器などを3分間つけて加熱する方法である。
2. 紫外線殺菌は、物質透過性があることから包装した食品に用いられる。
3. 低温殺菌は、63~65℃で 30 分以上加熱する殺菌法だが、耐熱性菌や芽胞は死滅しない。
4. 放射線殺菌は、我が国では香辛料の殺菌に使用されている。
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低温殺菌は、63~65℃で 30 分以上加熱する殺菌法だが、耐熱性菌や芽胞は死滅しない。
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36 |
調理師(令和2年度 12月) |
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食品営業施設・設備の衛生管理に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. 貯水槽を利用する施設の水は安全なので、貯水槽の清掃や点検を行う必要はない。
2. 作業中は、換気や風通しを良くするために、戸や窓を開放する。
3. 手洗い設備は、調理作業に支障が無いよう作業場の奥に設置する。
4. 衛生害虫駆除は、繁殖場所を排除し、各害虫の生態、習性に応じて行う。
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衛生害虫駆除は、繁殖場所を排除し、各害虫の生態、習性に応じて行う。
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37 |
調理師(令和2年度 12月) |
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植物性食中毒の原因食品とその有毒成分の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
《原因食品》 《有毒成分》
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詳細
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1. モロヘイヤ ―――――――― ソラニン
2. じゃがいもの発芽部分 ――― アミグダリン
3. ぎんなん(イチョウ科) ―― メチルピリドキシン
4. 青梅 ――――――――――― ストロフェチジン
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ぎんなん(イチョウ科) ―― メチルピリドキシン
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38 |
調理師(令和2年度 12月) |
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食材の保存・保管に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. 冷凍するものは、-10℃以下で保存する。
2. 食肉類は、5℃以下で保存する。
3. 野菜、果実類は、10℃前後で保存する。
4. 検食用の食材は、-10℃で保存する。
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野菜、果実類は、10℃前後で保存する。
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39 |
調理師(令和2年度 12月) |
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細菌の増殖条件として、誤っているものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. 食品を冷凍することで、死滅せず静菌状態となる。
2. 増殖に必要な つの要素は、栄養素、水分、温度である。
3. 食品中の水分活性(Aw)が 0.60 以下になると増殖できないものが多い。
4. 増殖に適する水素イオン濃度(pH)は、酸性である。
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増殖に適する水素イオン濃度(pH)は、酸性である。
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40 |
調理師(令和2年度 12月) |
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食品衛生法に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. 食品衛生法で定める食品とは、医薬品・医薬部外品を含むすべての飲食物と規定している。
2. 飲食店や食品製造業の営業許可業種を営む場合、厚生労働大臣の許可を受けなければならない。
3. 飲食店営業を営む場合、施設ごとに食品衛生管理者を置き、衛生管理を行わせる。
4. 営業者が食品衛生法に違反した場合や食中毒を起こした場合、営業の禁止、停止等を命じられることがある。
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営業者が食品衛生法に違反した場合や食中毒を起こした場合、営業の禁止、停止等を命じられることがある。
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41 |
調理師(令和2年度 12月) |
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調理施設の環境に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. 室温は 25℃以下で、湿度は 90%以下が望ましい。
2. 冷蔵庫内の温度は、20℃以下に保つ。
3. 床は、ウエットシステムがよい。
4. 生鮮食料品の仕入れ量は、一度に使い切れる量を調理日に仕入れる。
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生鮮食料品の仕入れ量は、一度に使い切れる量を調理日に仕入れる。
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42 |
調理師(令和2年度 12月) |
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ゼリー状食品と凝固剤の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
1 A と B
2 B と C
3 C と D
4 A と D
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詳細
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1. 卵豆腐 ―――――― 寒天
2. ごま豆腐 ――――― くずでんぷん
3. コーヒーゼリー ―― ゼラチン
4. ブラマンジェ ―― ペクチン
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ごま豆腐 ――――― くずでんぷん
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43 |
調理師(令和2年度 12月) |
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香辛料に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. 香辛料の辛味は、食欲を増進させる。
2. ターメリックは、主に料理の香り付けに使われる。
3. コショウは、主に料理の色付けに使われる。
4. クミンは、主に料理の辛味付けに使われる。
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香辛料の辛味は、食欲を増進させる。
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44 |
調理師(令和2年度 12月) |
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うま味成分に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. こんぶのうま味成分は、イノシン酸である。
2. かつお節のうま味成分は、グルタミン酸である。
3. しいたけのうま味成分は、グアニル酸である。
4. 煮干しのうま味成分は、コハク酸である。
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しいたけのうま味成分は、グアニル酸である。
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45 |
調理師(令和2年度 12月) |
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鶏卵の特性と調理例の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
《特性》 《調理例》
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詳細
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1. 卵黄の乳化性 ―― ハンバーグステーキ
2. 卵白の乳化性 ―― メレンゲ
3. 卵黄の起泡性 ―― マヨネーズ
4. 卵白の起泡性 ―― エンゼルケーキ
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卵白の起泡性 ―― エンゼルケーキ
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46 |
調理師(令和2年度 12月) |
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膨張剤に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. 炭酸水素ナトリウムの水溶液は、加熱すると酸素ガスを発生する。
2. 炭酸水素アンモニウムの水溶液は、水蒸気を発生する。
3. 塩化アンモニウムの水溶液は、窒素ガスを発生する。
4. ベーキングパウダーには、酸性剤と調整剤が含まれている。
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ベーキングパウダーには、酸性剤と調整剤が含まれている。
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47 |
調理師(令和2年度 12月) |
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味覚の対比効果として、正しいものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. 合わせ酢
2. 削り節とだし昆布を使っただし汁
3. 少量の食塩を加えた汁粉
4. 砂糖を入れたコーヒー
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少量の食塩を加えた汁粉
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48 |
調理師(令和2年度 12月) |
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たんぱく質の性質に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. たんぱく質に酸を加えると、凝固しにくくなる。
2. しめさばは、たんぱく質を酵素により変性させたものである。
3. 大豆は、5%前後の砂糖溶液に浸漬して吸水させると、やわらかくなりやすい。
4. ポーチドエッグは、食塩と食酢を加えると、凝固しやすい。
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ポーチドエッグは、食塩と食酢を加えると、凝固しやすい。
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49 |
調理師(令和2年度 12月) |
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魚の調理に関する記述で、[ ]に入る語句として、正しいものを一つ選びなさい。
『煮こごりは、煮汁に溶出した[ ]が固まったものである。』
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詳細
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1. ゼラチン
2. ペクチン
3. ミネラル
4. 脂肪
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ゼラチン
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50 |
調理師(令和2年度 12月) |
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豆類の調理に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
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詳細
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1. 水に浸漬した大豆は、もとの重量の約 倍になる。
2. 小豆は、吸水が速く 2 時間位の浸漬で飽和状態になる。
3. 黒豆を煮るときは、水煮したのち砂糖を一度に加えるとしわになりにくい。
4. 大豆は、加熱時に酢を用いて酸性にするとやわらかくなる。
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水に浸漬した大豆は、もとの重量の約 倍になる。
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